子育てコラム

遊具による子どもの事故に注意しましょう

滑り台(遊具事故)

子どもにとって身体を動かして遊ぶことは、運動能力だけでなく、心も発達させ、創造性や主体性、社会性を身につけるために欠かせないものです。遊具を使った遊びもその大切な一部です。

しかし、遊具による子どもの事故は後を絶ちません。
事故を防ぐには、保護者が子どもから目を離さずに気を付けることで避けられる事故も多くあります。

事故の原因はさまざまですが、以下の点に注意しましょう。
(1)施設や遊具の対象年齢を守りましょう。
(2)6歳以下の幼児には保護者が付き添いましょう。
(3)子どもの服装や持ち物に注意しましょう。
(4)遊具ごとの使い方を守らせましょう。
(5)遊具を使う順番待ちでは、ふざけて周りの人を押したり突き飛ばしたりしないようにさせましょう。
(6)天候に気を付けましょう。
(7)遊具の不具合や破損を見付けたら、利用を控え、管理者に連絡しましょう。

事故の例

衣類や持ち物が原因とみられるケースでは、雲梯(うんてい)の上から落下しランドセルと首が棒に引っ掛かったり、着ていたポンチョが滑り台の手すりに掛かり首が締め付けられたりして死亡しています。

子どもの服装については、経済産業省で子ども服のひもの安全基準を定めたJIS規格を作りましたので、ご参考にしてください。

経済産業省 国際標準課
 子ども服の安全基準、知っていますか?(JIS L4129)(外部リンク)(新しいウインドウで開きます)

また、遊具の事故では、歯と遊具や地面がぶつかって、歯が抜けてしまうことがあります。抜けた歯は、歯の根元にある歯根膜と呼ばれる細胞を傷つけないように冷たいミルク(ロングライフミルクや低脂肪乳を除く)や生理食塩水で汚れを流して、そのまま浸して専門医に持っていきましょう。

遊具で子どもを遊ばせる場合は、正しい遊び方を教え、禁止・注意事項を確認し、子どもに守らせるようにしましょう。

問い合わせ先

このページに関するお問い合わせはこども支援課です。

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