関辺のさんじもさ踊【せきべのさんじもさおどり】

さんじもさ踊り

太鼓の乱打(曲打ち)
| 指定種別 | 県指定 重要無形民俗文化財 |
|---|---|
| 指定年月日 | 昭和50年5月30日 |
| 所在地 | 白河市関辺 |
| 保護団体 | 郷渡町内会 |
関辺地区に継承され、鎮守の八幡神社で行われる天道念仏踊(てんとうねんぶつおどり)である。「さんじもさ」は囃し言葉の山神様がなまったものといい、元来旧暦6月1日(むけの朔日)の行事だったが、現在は7月の第一日曜日に行われる。
天道念仏は、天道(太陽)の正常な運行と害虫の防除を念じて五穀豊穣を祈る神事である。文化14年(1817)の「奥州白河風俗問状答」の6月の項には、雨続きの際に晴れを祈るため、村の鎮守で朝から日没まで鉦や太鼓をたたいて踊り、天道を祈る行事を「天道念仏」と称する、と記され、古くからの習俗であることが分かる。
かつては、北関東や福島県県南地方に広く分布していたが、明治の神仏分離で減少し、現在まで伝わるものは少ない。
踊りは、神社境内の踊り場中央に設けられた「お棚」と称する櫓状の祭壇の周囲を、扇子を持った踊り手が太鼓にあわせて回るものである。速い「さんじもさ踊り」とゆるやかな「念仏踊り(音頭踊り)」がある。最後には「お棚」を引き抜き、太鼓の乱打を行って行事が終了する。
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